サッカーにおいて、まず責任感とは団体競技である事。一人では絶対にサッカーは出来ません。例えば一人、すごく上手い選手がいたとしても、ドリブルで三人も四人も突破する事は出来ません。味方の選手からパスをもらったり、パスを出したりの連続がサッカーですから、11人が一つになり、ゲームに集中し、自分のポジションの役割を果たし、その結果が得点になったり、勝利に結びついたりするのです。これは試合だけで無く練習でも同じことが言えます。
責任感というのは何もプレーだけではありません。小、中、高学年となる過程で、自分の現在の立場を理解し、高学年は小、中学年の指導をしたり、プレー以外の所でも自分の立場を自然と理解し、行動してくれる事が理想です。価値観も同じようにチーム全体(指導者、父兄)も含め、自分達のチームの方針や目標に向かって一つになる事が最も大事な事ではないでしょうか。この事については指導者の間のコミニケーションが大切で普段からチームの方針、目標を確認し合い、子ども達に解り易く伝え続ける事が大切だと考えます。